「残高が微妙に残ってる…。」
決済サービス事業者によるシェア争いが激化しています。
お得なキャンペーンが多いのは嬉しいのですが、「微妙に余った電子マネーの使い道ないかな?」とモヤモヤしている人が増えているようです。
僕も僕の嫁さんも、そのうちの一人でした。
この記事では電子マネーを有効活用する簡単な方法を、わかりやすく紹介しています。商品券やポイントの使い方にも応用できる方法なので、ぜひ読んでみてください。
目次
電子マネー(楽天EdyやPayPayなど)の端数を使い切る方法
使い切る方法は、電子マネーの種類によって違います。
たとえば、実店舗で商品を購入する場合、「楽天Edy+現金」払いは可能ですが、「PayPay+現金」払いはできません。
詳しくは後述しますが、電子マネーによって仕様が違うためです。
また電子マネーの種類も何十種類もあるので、下記の3つにギューッと絞って個別に紹介していきますね。
- 楽天Edy
- PayPay
- WAON
楽天Edyを使い切る方法
楽天Edyを使い切る方法には、下記の2つがあります。
- 方法①不足分を現金で支払う
- 方法②Amazonポイントへ変換
「楽天Edy+現金」という支払い方法です。コンビニで使えます。
たとえば、楽天Edyの端数が37円あり1,000円の商品を購入したい場合。
まず楽天Edyで37円を支払います。そして現金で963円支払います。店員さんには「支払はEdyで。足りない分は現金で支払います。」と伝えればOKです。
ただし店舗によりけりな点に注意。
コンビニはOKだけど、業務用スーパーではNGという場合もあるようなので。
「断られたら恥ずかしいからやめようかな…。」という方はセルフレジで試すこともできます。これもセルフレジによりけりですが。
- オートチャージ設定を解除しておく!
- チャージと勘違いされないようハッキリ「現金で支払う」と伝える!
Amazonギフト券(チャージタイプ)を購入しましょう。
なぜAmazonギフト券?
それは利用する頻度が高く、1円単位で購入できるので、使い切るにはピッタリな方法だからです(最低価格15円~)。
Amazonを利用しない人は、前述した「楽天Edy+現金」払いで使い切ってください。
支払い方法を「電子マネー支払い」にすれば、楽天Edyで支払うことができます。
ですが、注意点が2つ。
ひとつはiPhoneからは購入できない問題。残念ながらiPhoneは楽天Edy非対応なんです。なので「楽天EDY(ケータイでのお支払い)」を選択できるのはおサイフケータイ対応機種のみ。
もうひとつは「コンビニ払い」で楽天Edyは使えないという点です。
『「コンビニ払い」とはなんぞや?』と思われた方のために軽く説明しますが、「コンビニ払い」とは決済方法のうちのひとつです。Amazonに対して代金を支払う仕組みのうちのひとつ。
他の決済方法には、クレジットカード払いや電子マネー払い、銀行ATM支払いなどがあります。
「コンビニ払い」が対応しているのは現金のみです。
現金でしか支払えないので、Amazonギフト券を購入するときに「コンビニ払い」を選択しても、楽天Edyで支払うことができません。
- iPhoneからは購入できない!
- 「コンビニ払い」で楽天Edyは使えない!
PayPayを使い切る方法
PayPayと言えば「100億円あげちゃうキャンペーン」。利用者全員に購入額の2割を還元するという驚愕のキャンペーンでしたよね。常に20%割引です。
今考えてもありえないですよね?もしPayPayで300万円の新車を購入できたなら60万円のキャッシュバックです。あまりの反響により10日間で予算を使い果たした信じられないキャンペーンでした。
下記の3つがPayPayを使い切る方法です。
- 方法①ネットショップで「PayPay残高+クレジットカード」払い
- 方法②ビッグカメラで使い切る
- 方法③不足分の現金をピッタリにチャージして支払う
楽天Edyと違い、PayPayは現金との併用ができません。
(実店舗の場合) | 楽天Edy | PayPay |
---|---|---|
現金併用 | 〇 | × |
クレカ併用 | × | × |
ですがネットショッピングでは話が違ってきます。
というのは「PayPay残高+クレジットカード」払いが可能だからです。
(ネットの場合) | 楽天Edy | PayPay |
---|---|---|
現金併用 | × | × |
クレカ併用 | × | 〇 |
たとえばYahoo!ショッピングで1,000円の商品を購入するとき、PayPay残高5円を値引いた残りの995円をクレカで支払うことができます。
イメージとしてはヤフオクでTポイントを使う感じです。
ただし、翌月になると購入分のPayPay残高が付与されるので、この方法では1円も残さず使い切ることはできませんが…。
- Yahoo!関連ショップでしか購入できない!
- PayPay残高が0にならない!
- オートチャージ設定解除!
ビッグカメラで買い物をしましょう。
「なぜビッグカメラ?」と思われた方がいるかもしれませんが、ビッグカメラであれば「PayPay残高+現金」払いができるからです。
PayPay残高は基本的に「PayPay残高+現金」「PayPay残高+クレカ」のように併用して決済することができません。
ですが、ビッグカメラは例外です。しかも「PayPay残高+クレカ」もできるので神対応です。
不足分の現金をピッタリにチャージして、支払うという方法もあります。
チャージ用の銀行を登録しておけば、チャージ金額100円以上で1円単位からチャージできます。
PayPay残高の付与は30日後です。ポイントの最終付与が終わっているかを確認して使い切りましょう。
WAONを使い切る方法
楽天Edyと同じで「WAON+現金」での支払いが可能です。
残高の移行はできないので掛け合わせて1つのカードにまとめられない、1会計につき1枚しか使えないという点に注意。
そういう仕様なので、使い切りたいWAONカードが複数枚あれば、カードごとに使い切る必要があり枚数分の会計が必要になります。
ただし、カードの再発行と有効期限の更新で新しくなった場合は例外です。
「有効期限までにWAONを使いきらなきゃ!」という人は焦らなくて大丈夫です。そのまま移行できるので。
- オートチャージ設定解除を忘れずに!
- 複数枚のカードは一度に消化できない!
電子マネーを使い切るときの注意点
「電子マネー+現金」のような支払い方法は、店舗次第ということがわかってきましたよね。
楽天EdyやWAONでも、店舗によっては「電子マネー+現金」払いを断られます。反対に、ビッグカメラのようにPayPayであっても柔軟な決済ができる店舗もあります。
もしかしたら、店員さんのレジ打ちの技量次第の場合もあるかもですが…。
また処理には時間がかかります。
なので混雑時はなるべく避け、断られたら潔く他の店舗に向かいましょう。
電子マネーを使い切る方法まとめ
電子マネーを使い切るときは、「電子マネーの種類」「実店舗の決済方法」「ネットの決済方法」に注意しながら試してみてください。
ちなみに、Amazonギフト券購入時の「コンビニ払い」では現金しか使えないと言いましたが、nanacoだけは例外で購入できます。省いたほうがわかりやすいと思ったので省略しました。
この記事が、ややこしい電子マネーで頭を抱えている人のお役に立ったなら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。